ベトナムは日本のように鉄道網が発達していないため、遠出をする場合バスか自動車かバイクと言う事になります。私は地元のバスにはとても乗れないし、自動車を使える身分でもないし、もともとオートバイが嫌いじゃないと言う事もあり何処に行くにも自前のバイクで行く事にしています。
多くの人にはベトナムと言うと洪水のような日本製のバイクを思い浮かべると思うのですが、また実際街中ではその通りなのですが、私は山岳地帯を走るのが好きなのでロシア製のミンスクと言うのに乗っています。
このバイクありとあらゆる点で日本製のバイクに劣るのですが、ハノイで簡単に手に入る唯一のオフローダーと言う事で欧米人を始め多くの外国人の間で人気のバイクです。ハノイにはこのバイクの愛好会「minsk
club」と言うのがあり集会を開くと2〜300人の外国人が集まります。
ハノイ市内や大きな国道だけを走るのであれば日本製のバイクの方が断然楽なのですが、一旦山岳部の悪路に入ると俄然このバイクの値打が出てきます。北部山岳地帯の未舗装路には粘土質のところがあり、一旦雨が降ると泥の海をバイクで走る事になります。そうなると、日本製バイクだとあっという間に身動きが取れなくなるのですが、ミンスクは太いタイヤと広い泥よけとタイヤ間の隙間に助けられのろのろとでも走る事が出来ます。
また、山岳地帯を走っていると小さな川を越える事もたびたびあるのですが、その場合日本製よりほんの少し高い位置のマフラーがものを言います。それに、山に入るとどの町でもこのバイクが主役なので故障をしても部品が簡単に手に入り修理も直ぐにしてくれます。
ハノイでは日本人よりも欧米人の旅行者が圧倒的に多いのですが、彼等の中にはまたバイク好きも多く、多くの旅行者が2週間くらいかけて北部山岳地帯をバイクで回ったりしていますし、そんなツアーを専門で扱っているところもあります。
日本人の場合、なかなか2〜3週間の休暇など取り難いのですが、もしその気があれば日帰りや一泊二日でも楽しいコースはありますので、バイク好きの人には是非ベトナムツーリングを楽しんでもらいたいものです。
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