この夏こちらの人と結婚しました。手続きが面倒だよとよく聞いてはいたのですが、いざやってみて本当に面倒でした。テト明けから初めて証明書を手にしたのは6月の初め。日本で仕事がある人は業者に手続きを頼んだりもするそうですが気持ちがよく分かりました。
私の方の手続きはほとんどハノイで出来るので面倒ながらも順調に書類がそろったのですが大変だったのが嫁のほうです。すべて実家のある村役場まで取りに行かなければならないので最低でも二日かかり、それを4回繰り返してやっと終わりました。段取りよくやれば一度か二度ですんだのですがこれが想像以上にてこずりました。
普通に暮らしている限り役場などにはほとんど縁がないせいか一般人には役所は敷居が高そうで親子で大騒ぎして行っていました。最初は母親に頼んで先に出生証明を取っといてもらいそれを受け取るだけのつもりだったのですが、いざ田舎に帰ってみると名前を間違って取っていていて一からやり直しです。
こちらでは日本のように戸籍や住民登録がきっちり整備されているわけではないので、出生証明をもらう場合も原本をコピーしたりするのではなくすべて申請人が口頭で言って係官に書いてもらいます。
どんな書類でもこのやり方のようで以前、うちの嫁に三種類の証明書(身分証明、労働許可証、在住証明)を見せてもらったところ誕生日が全部ばらばらだったので驚いたことがあります。申請のたびにうろ覚えな誕生日を言い、係官も言われたまま書くのでこんなことになっていました。最近は1個に統一させていますが、それが本当の誕生日かどうかは誰にもわかりません。
そんなわけで出生証明も母親が申請の際に本名の後ろに俗称も書いてしまいやり直しになりました。一事が万事こんなあんばいです。すべてが終わったときはほっとしました。
結婚届を出すに当たり健康診断を受ける必要があるのですが、その際一つとても変わった検査があったので紹介しておきます。この検査のときだけ男女別々で、ガラス窓に新聞紙で目隠しした部屋に数人ずつ入り上着を脱ぎ壁際に整列させられます。その後いっせいにパンツをひざまで下ろします。すると女医さんが各人の股間をじっと覗き込み、次にお尻の方を見せて終わりです。女の子も同じ事をするようです。あれはいったい何の検査だったんだろう。 |