キンボイはハノイから西南に約75km行ったところにある温泉です。ベトナムに、しかもハノイに温泉、と思われるでしょうが、これがあるんです。初めてこの情報を仕入れたとき(98.1)私は友人数人と連れ立って「温泉で暖まって缶ビールをグーッや!」と勇んで出かけました。で、いざ着いてみると「何、これ?!」でした。あるのはクモの巣の張った体育館のような建物に温泉プールがあるだけ。湯温はと言うと「暖かいお湯と言うよりは冷たくない水」と言う感じで缶ビールをグーッははかない夢と消えました。
と、言う訳でこの温泉は夏がシーズンでその他の季節には閑古鳥が鳴いています。しかし、ここに来るまでの景色はきれいだし、ムオン族の生活にも触れられるし、今年に入ってからは温泉前にムオンの高床式住居を模したレストラン兼民宿も数軒出来たりと、日帰りや一泊で気分転換に遊びに行くには最適だと思います。 |
「キンボイに行く途中の景色」
ハノイを出て6号線を約50km走ると−ここまで来ると景色ががらっと変わり石灰岩の山がにょきにょきと現れ、空気も明らかに美味しくなります−ルオンソン(Luong
Son)と言う町に入る。この町の西の外れの三叉路を左に曲がりさらに20km位行ったところで道が突き当たり左右に分かれるのでその道を左にとり更に5kmばかし走ると左手にキンボイ温泉の看板が立つ。そこを左に折れ田んぼの間の道を数百メートル行くとキンボイ温泉。 |
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「ムオン族の水車」
ルオンソンの町を左に折れると、そこはもうムオンの世界。キンボイはムオンの中心地。ムオン族は右の写真のように水車を使い川の水を引き上げ灌漑用に使う。その他上流に堰を作り灌漑に使う事もある。堰は大きいものでは高さが10mにもなるそうです。
ムオン族とは ベトナムに53いると言われる少数民族のひとつ。キン族−狭義のベトナム人−と隣り合って住み山のキンとも言われている。 |
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「キャッサバ」
ルオンソンの三叉路を左に折れると道路の両側あるいは真ん中に500円玉大の白いものが何十メートルにも渡って敷き詰められているのに出くわします。これは薄く切ったキャッサバを乾燥させているところです。キャッサバはどんな土地でも育つので至る所で植えられており収穫後、こうして乾燥させたものを出荷します。値段は1kg当たり1000ドンにもとどきません。右写真はキャッサバを薄く切っているところです。 |
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「キンボイ温泉入り口」
キンボイ温泉の看板を左折し数百メートル行くとこの入り口に突き当たります。入って左手に駐輪場と売店、右手に切符売場があります。更にゲートを過ぎるとシーズン中は多くの出店が出ています。その道を突き当たると新築の温泉プール。ここはシーズン中だけ使用。シーズンオフは旧館のみ。突き当たる手前を右に折れると右手に宿泊施設。時間単位でも借りれます。その突き当たりが旧館。 |
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「温泉プール」
旧館内の温泉プールです。ご覧の通りシーズンオフは土曜日でもこの様に閑古鳥が鳴いています。この日は2〜3才の子供が一人父親に見守られて遊んでいました。水温は低く寒い日には入れません。温泉の吹き出し口に行くとかすかに温かい水が噴き出していて、そこで始めてここが温泉だと確認できます。 |
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「民族レストラン」
今年に入ってオープンしたムオン族の高床式住居を模して作られた民族レストラン兼民宿。この他にも数軒あります。施設内にはカラオケルームもあり、ここにお客がいる場合は不運だと思って諦めて下さい。ベトナム人の下手な歌があたりかまわず響き渡ります。食事の売り物はコムラムと言う縦笛大の竹筒にもち米を入れて蒸したものです。食べるときに竹を剥き棒状になったもち米をおにぎりのように食べます。べとつかずとても食べやすいです。結構いけます。食事は一階でも出来ますがどうせなら高床の2階(写真右下)を勧めます。 |
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一緒に行ったターイ族の専門家の話しでは、ここの高床式家屋は本物のムオンのものではなく、資材の調達先も、建て方も、全てマイチャウのターイ族のものだそうです。ただ観光でここにやって来るベトナム人(キン族)は大半が少数民族の事には非常に疎く、そのような細かい区別はまずつかないそうです。もちろん私にもまったく区別がつきませんでした。
価格の詳細は書いてませんが、ベトナム人向け観光地なのでどの価格も安いです。 |
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